ビスケットという言葉は、中世フランスで生まれで、携帯用(けいたいよう)のパンとして、パンを二度やいたのが始まりのようです。しかし、ビスケットのような食べものは、かなり古くからありました。
ペルシアからシルクロードを伝(つた)わってきた、麻(あさ)の実を入れてやいた胡餅(ビスケットににたもの)が、唐(とう)の都長安(ちょうあん)でも食べられるようになりました。奈良時代の日本でも、食べられていたかもしれません。
旧約聖書(きゅうやくせいしょ)に、神が天よりふらせたパン「マナ」がでてきます。それは、タマリスクという植物から採取(さいしゅ)されるものに似(に)た食べ物で、現在(げんざい)のビスケットだとも考えられています。日本でも縄文(じょうもん)時代にどんぐりなどで出来たクッキーが、作られていたことはよく知られています。