「パン」は、古代エジプトで作られるようになりました。当時、他の国の人々は小麦粉(こむぎこ)のおかゆ、粉(こな)を食べていました。そこで、エジプト人は「パンを食べる人」とよばれていたようです。
エジプトでは、今から5500年前の「パン」も、発掘(はっくつ)されています。現在(げんざい)と同じ方法(ほうほう)で作られたパンを食べていたおかげで、ピラミッドを作るような力と知恵(ちえ)がわいたとも言われています。

「ビン」は、漢字で書くと「餅」になります。おもちのことかというと、そうではありません。小麦粉(こむぎこ)を発酵(はっこう)させて、こねたりふくらませたりした、中国の食べ物で、パンに分類(ぶんるい)される食べ物なのです。
「餅(ビン)」は、小麦粉をこねたものを、様々な形にして、あげたりやいたりして食べます。ハンバーガーのように、あいだに具(ぐ)をはさむこともあります。
直径(ちょっけい)30cmほどの、大きな「ナン」を、手でちぎって食べます。
カシュガルの「ナン」は少し小さいものが多いようです。
「ナン」は、とくに、インドで有名なパンです。でも、インドだけではなく、南アジア、西アジア、エジプトやアフリカでも食べられ、シルクロード沿(ぞ)いに、あちこちで見られる食べ物です。
作り方はパンにそっくりです。小麦粉(こむぎこ)を練ったものを発酵(はっこう)させて、薄(うす)くします。そして、「チャパティー」のように鉄板の上でやくのではなく、窯(かま)の中でやきます。手で食べられ、その上、おかずを乗せられるので、食器(しょっき)がいりません。
「チャパティー」は、西アジアのパンのことです。穀物(こくもつ)を練ったものを直径20cmくらいの大きさにして、鉄板の上でやきます。パンのようにはふくらまず、表面にはぶつぶつしたあなが開いています。カレーなどといっしょに食べたり、ものをはさんだり、乗せたりして食べます