食べ物「物を調べよう」

▼シルクロードから
伝(つた)わった食べ物を
調べてみよう

香辛料(こうしんりょう)

「こしょう」

こしょう

こしょうはインドが原産(げんさん)です。海のシルクロードを通って、ヨーロッパまで運ばれました。

シルクロードを通って、中国から布がローマに運ばれたように、こしょうもローマにたくさん運ばれました。こしょうは、同じ重さの金と交換(こうかん)されるほどの貴重品(きちょうひん)でした。

こしょうは漢字でかくと「胡椒」です。「胡瓜(きゅうり)」のように、「胡(こ)」の国から日本に伝(つた)えられたので「胡椒」といわれるのか、ということは、はっきりとは分かっていません。


「とうがらし」

とうがらし

とうがらしは、「唐辛子」という漢字を書きます。唐(とう)は、シルクロードでの貿易(ぼうえき)がさかんだった時代の中国のことです。ですから、とうがらしもシルクロードを伝わって日本にやってきたと思うかもしれません。しかし、実は日本に伝わったのは、1500年ごろ、ポルトガルからです。

とうがらしは、南アメリカの中央が原産地(げんさんち)です。コロンブスが1493年に、アメリカ大陸(たいりく)からヨーロッパに持ち帰ったものが、インド、アジアに伝わりました。とうがらしが伝わると、世界各地(かくち)の料理(りょうり)に大きな影響(えいきょう)をあたえました。インドのカレー、南アジアのエスニック料理、中国の麻婆豆腐(マーボーどうふ)のような「ピリカラの料理」、韓国(かんこく)のキムチなどは、とうがらしが伝わったことによって発達(はったつ)した料理です。