遊び「物を調べよう」

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伝(つた)わった遊びを
調べてみよう

将棋(しょうぎ)

インドで生まれた「将棋(しょうぎ)」

将棋

将棋はインドで生まれて、中国に伝(つた)わり、遣唐使(けんとうし)や留学僧(りゅうがくそう)が日本に持ち帰って、広まったようです。

興福寺境内(こうふくじけいだい)で発掘(はっくつ)された駒(こま)は、五角形の小さな板に書かれた「王将(おうしょう)」や「歩兵(ほへい)」の文字がはっきりと見えています。

現代(げんだい)の将棋(しょうぎ)は中国のものとはちがっていますが、将棋が日本に伝わったころには、ほぼ今の将棋のかたちなっていたようです。


シルクロードの国々の将棋をみてみよう

東アジアの「将棋」

中国の将棋

中国

中国の将棋は、紀元前(きげんぜん)1000年に作られ、紀元前770年から210年くらいの間には現在(げんざい)の形に近くなっていったようです。唐(とう)の時代に戦争(せんそう)で石の大砲(たいほう)を使うようになると、「砲(ほう)」のコマが追加(ついか)されました。900年代には「象(ぞう)」のコマが追加されました。このルールが、現在にそのままのこっています。中国では、囲碁(いご)よりも将棋のほうが人気があるようです。


韓国の将棋

韓国

韓国の将棋(しょうぎ)は、中国の蘇(そ)と漢(かん)がたたかっているという設定(せってい)になっていて、中国の影響(えいきょう)を受けていることが分かります。中国の将棋では二つの陣地(じんち)の間に河界が引かれ、象(ぞう)は河界をこえられない、などの制限(せいげん)がありますが、韓国の将棋には河界はないなど、少しだけルールにちがいがあります。


モンゴルの「将棋」

モンゴルの将棋は、「シャタル」といいます。コマは、中国や日本のようなものとちがって、チェスのように、彫刻(ちょうこく)されたコマを使います。ルールもチェスとほとんど同じです。

コマは貴族(きぞく)・将軍(しょうぐん)・ラクダ・馬・牛車・息子〈羊やヤギの時もあります〉の六種類です。庶民(しょみん)は、羊のくるぶしの骨(ほね)に文字を書いて、コマの代わりにすることもあります。