ヨーロッパ「シルクロードを旅しよう」

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ヨーロッパのお菓子

「ナッツケーキ」

フロランタン ナッツを使ったフランスのお菓子「フロランタン」

現在(げんざい)と同じように、古代のヨーロッパでも、甘(あま)いナッツケーキが、食事のさい後に、ワインといっしょに食べられました。砂糖(さとう)がなかった時代、甘味は蜂蜜(はちみつ)でつけられました。


「ナッツケーキ」の作り方

アテナイオスというローマ帝国(ていこく)時代(じだい)の作家(さっか)が書いた『宴会(えんかい)の学者たち』という古代ギリシャの料理(りょうり)本のレシピです。


■材 料(ざいりょう)
皮を取ったヘーゼルナッツ 50グラム、からを取ったクルミ 50グラム、あま皮をむいたアーモンド 100グラム、蜂蜜 100グラム、ゴマの実 50グラム、ケシの実 適量(てきりょう)
■作り方
  1. ナッツをぜんぶ、やき皿に入れ、こげないように注意しながらオーブンで狐色(きつねいろ)にやく。やけてから、あらめにすりつぶして、ボールに入れる。
  2. 蜂蜜は沸騰(ふっとう)させて、火からおろしさます。その蜂蜜をすりつぶしたナッツに加えて、やわらかくまぜ合わせる。
  3. まぜ合わせたら、手に粉(こな)をつけ、やや平たい丸いケーキを作る。
  4. ゴマの実をひき、のこりの蜂蜜をまぜ合わせてナッツケーキと同じやわらかさにする。同じような平たい丸型(まるがた)にして、同じ大きさのケーキを作る。
  5. 上と横にケシの実をちらし、手でそっと押さえる。このゴマの実のケーキを二枚(まい)のナッツケーキの間にはさみ、手で軽くおさえてくっつける。
  6. 二日間おいて、じゅうぶんかたくなってから食べます。

スペイン「アロス・コン・レチェ」

アロス・コン・レチェ

米と牛乳を使ってつくる、スペインのデザートです。アロスはスペイン語で米、レチェは牛乳という意味です。

米を砂糖(さとう)と牛乳で甘く煮込(にこ)んでつくります。シナモンやレーズンをそえて冷たく冷やして食べます。

アロス・コン・レチェは、スペインの子どもたちも大好きで、同じ名前の遊びもあります。日本の「かごめかごめ」に少し似(に)ています。


ヨーロッパの「お菓子」

シュトーレン ドイツの「シュトーレン」

ヨーロッパの伝統的(でんとうてき)なお菓子は、キリスト教に関(かか)わりがあるものがとても多く、クリスマスのお菓子は特(とく)にいろいろと作られています。例(たと)えば、ドイツの「シュトーレン」もクリスマスのお菓子です。中には、ラム酒漬(しゅづけ)のレーズンやオレンジピール、ナッツ類(るい)がぎっしりと入っていて、豪華(ごうか)なフルーツケーキのようなものです。雪をイメージした見た目になっています。


フランスでは、薪(まき)の形をしたブッシュ・ド・ノエルが食べられます。クリスマスには一晩中(ひとばんじゅう)薪を燃やすという風習を、お菓子に取り入れたといわれています。