平城京のくらし(平城京)

▼平城京の人々の
くらしを調べてみよう

平城京の市場

東市(ひがしのいち)と西市(にしのいち)

平城京の市場イメージ

平城京(へいじょうきょう)には、東市、西市の2つの市がありました。市は、左右京職(さうきょうしき)の市司(いちのつかさ)とよばれる役人の監督(かんとく)のもとに、正午から日没(にちぼつ)まで開かれていました。

市には、税(ぜい)によって集められた各地の食べものや布(ぬの)、馬や牛、さらに奴婢(ぬひ)、お経(きょう)まで売られていました。品物によって、だいたいの値段(ねだん)がきめられていました。平城京にくらすさまざまな人々は、ここで生活にひつような物を手に入れていましたので、市はいつもにぎわっていました。物価(ぶっか)があがると、左右京職の倉(くら)の米を市に出して、ねだんを調整しました。

■東市で売って
 いたもの
あしぎぬ、羅(うすもの)、糸、錦(にしき)、巾子、 縫衣、帯、紵(ちょ)、布、苧、木綿、櫛、針、沓(くつ)、わらぐつ、筆、墨、丹、珠、玉、薬、大刀、弓、箭(せん)、兵具、香、鞍橋、鞍褥、鎧、障泥、鉄・金器、漆、油、染草、米、木器、麦、塩、醤、索餅、心太、海藻、菓子、蒜、干魚、馬、生魚、海菜 など

■西市で売って
 いたもの
絹、綿綾、糸、錦、紗、縫衣、裳、帯幡、紵、調布、麻、続麻、櫛、針、わらぐつ、雑染、簑笠(さりゅう)、染草、土器、油、米、塩、未醤、索餅、糖、心太、海藻、菓子、干魚、生魚、牛 など