平城京のくらし(平城京)

▼平城京の人々の
くらしを調べてみよう

奈良時代の占(うらな)い

占いイメージ

占い

奈良(なら)時代には、人々は神や霊(れい)など見えないものの力を、たいへんおそれました。病気や災害(さいがい)などにたいして、迷信(めいしん)や呪術(じゅじゅつ)によって治(なお)し、身を守ろうとしたことが、発掘調査(はっくつちょうさ)や記録(きろく)から明らかにされています。

夕占(ゆうけ)

夕方、町の辻(つじ)に立って、道を行く人々の話を聞いて占う。そのために、道のはしにお米をまき、つげのくしの歯を鳴らして、道祖神(どうそしん)にお願いする。


石占(いしうら)

願いごとを唱(とな)えながら石をけり、とんだ方向、とび方、石が落ちたところなどによって、吉凶(きっきょう)、豊凶(ほうきょう)を占うもの。

足占(あしうら)

目標(もくひょう)の地点まで歩いて、歩数が偶数(ぐうすう)か奇数(きすう)か、また到達(とうたつ)した足が右足か左足かによって、吉凶を占うもの。

夢占い、夢判断

夢を見ることは、神のしわざと考えられていました。 自分の着物(きもの)を裏(うら)返しに着て寝(ね)ると、夢のなかで好きな人に合えると信じられていました。 また、不思議(ふしぎ)な夢を見たときには、巫女(みこ)にその意味をだずね、夢の判断をしてもらいました。

おまじない

おまじないイメージ

平城京(へいじょうきょう)の遺跡(いせき)から、目と心臓(しんぞう)に釘(くぎ)でさした跡がある人形(ひとがた)、人の顔と文字がえがかれた木簡(もっかん)、人面土器などがたくさん発見されています。

当時の人々は、人形に釘を打って呪(のろ)い、人形に自分の顔や名を書いて水に流せば穢(けが)れが消える、というようなことを信じていたようです。