正倉院(平城京)

▼正倉院(しょうそういん)
について調べてみよう

正倉院(しょうそういん)について

正倉院(しょうそういん)とは

正倉院外観

正倉院は、東大寺境内(けいだい)の北の区域(くいき)にあります。正倉というのは、もっとも重要(じゅうよう)な倉(くら)という意味です。奈良(なら)・平安時代には、官庁(かんちょう)や大寺には正倉があり、正倉が集まっているところを正倉院とよんでいました。現在(げんざい)、東大寺の正倉の一棟(いっとう)だけが、正倉院宝庫(ほうこ)として、奈良時代のまま残っています。

正倉院内観 正倉院の内部

正倉院宝庫は、校倉建築(あぜくらけんちく)というとくしゅなつくり方をしています。柱は礎石(そせき)の上に立て、床(ゆか)はひじょうに高く、土壁(つちかべ)がなく檜材(ひのきざい)だけで組み立て、屋根は瓦葺(かわらぶき)でつくられています。内部は三つの部屋があり、それぞれ二階建(にかいだ)てになっています。

正倉院の宝物が、たいへんよい状態(じょうたい)で残されているのは、高い床や檜材が湿気(しっけ)や虫害(ちゅうがい)をふせぐこうかがあったものといわれています。

また、宝庫は、平氏(へいし)による奈良焼や戦国時代の合戦による大仏炎上(えんじょう)、落雷(らくらい)による自然災害(さいがい)などの危機(きき)にも、修理(しゅうり)をするだけですみ、今に残っているのです。