カイコは、一生のうちに、卵(たまご)→幼虫(ようちゅう)→蛹(さなぎ)→成虫(せいちゅう)と4回、姿(すがた)をかえる完全変態昆虫(かんぜんへんたいこんちゅう)です。カイコは桑(くわ)の葉をこのんで食べ、蛹になる直前に糸をはいて繭(まゆ)を作ります。
卵から孵化(ふか)したアリのようなカイコは、25日ほど桑の葉を食べ、この間に4回の脱皮(だっぴ)をして、約7cmの大きさになると繭を作ります。糸をはき終えたカイコは繭の中で蛹になり、12日ほどで成虫の蛾(が)になります。成虫となったカイコ蛾は交尾(こうび)をして、500粒(つぶ)ほどの卵をうみます。卵には、約2週間後にかえる黄色い非休眠卵(ひきゅうみんらん)と、次の春までかえらないねずみ色の休眠卵があります。