カイコとは

カイコの外形

幼虫(ようちゅう)の外形

幼虫の体(まえ) 幼虫の体(うしろ)

■胸脚(きょうきゃく)

8対(左と右に8本ずつ)ある脚(あし)のうち、前の3対(左と右に3本ずつ)が1〜3体節(たいせつ)にあり、これを胸脚といいます。その先に爪(つめ)がついていて、人間の手と同じ役目をしていて、桑(くわ)の葉をつかむのに都合よくできています。胸脚は成虫(せいちゅう)になってものこります。

■腹脚(ふっきゃく)

8対(左と右に8本ずつ)ある脚のうち4対(左と右に4本ずつ)が6〜9体節についていて、これを腹脚といいます。腹脚は、人間の足と同じ役割をしていて、その先にたくさんの爪がついていて歩きやすくなっています。腹脚は幼虫だけにあります。

■尾脚(びきゃく)

8対(左と右に8本ずつ)ある脚のうち、さいごの1対が13体節にあります。これを尾脚といい、腹脚と同じようにたくさんの爪を持ち、歩行するときに使います。尾脚は幼虫だけにあります。

■気門

空気をとり入れ呼吸(こきゅう)するところ。体の中の気管(きかん)につながっています。全部で9対(左と右に9本ずつ)あります。

頭部

幼虫の頭部 ©シルク博物館 提供

■目

幼虫の目は、左右に、小さい丸い単眼(たんがん)が6個(こ)ずつついています。

■吐糸管(としかん)

ここから糸をはきます。

■大あご

のこぎりの刃(は)のようなするどい歯があり、この歯で桑(くわ)の葉を食べています。

■触角(しょっかく)

あごの左と右に1本ずつあります。ここで、においを感じとります。

■背脈管(はいみゃくかん)

背中側(せなかがわ)に哺乳類(ほにゅうるい)の心臓(しんぞう)や、大動脈(だいどうみゃく)と同じ役目をする背脈管があります。後ろのほうから前のほうへ体液(たいえき)を送りだします。