育てよう

エサについて

桑(くわ)の葉

神奈川の桑園 神奈川の桑園
©シルク博物館 提供

カイコのエサについて、くわしく見てみましょう。

まず、カイコのエサになる桑の葉とはどんなものなのでしょうか。

クワの葉は、川原や公園にはえていて、めずらしいものではありません。

ただ、車が多く通る所では、車のはいきガスでよごれていたり、虫がつかないように薬をまいていたりすることがあるので、できるだけきれいな桑の葉をとりましょう。

とってからビニールぶくろに入れて、冷蔵庫(れいぞうこ)に入れておけば1週間くらいもちます。

クワ(桑)について

クワ科の高木で、冬になると葉の落ちる落葉樹(らくようじゅ)です。

カイコを育てるエサとして、多くは畑(はたけ)や山地に植えられています。

桑には、雄(おす)と雌(めす)別々の木やいっしょになっている木とがあって、雌の花の咲く木には実がなります。クワの実は、じゅくすと濃(こ)いむらさき色になり、甘(あま)くなります。みどり色の実や赤色の実は、まだ、じゅくす前なので、食べてもおいしくはありません。

桑のいろいろな部分を紹介(しょうかい)!!



冬になると、クワの葉はかれて落ちてしまいます。もし、冬にカイコを育てるときは、人工飼料(しりょう)を使いましょう。

人工飼料について

人工飼料は、はじめカイコの栄養(えいよう)生理の研究のために開発されました。

人工飼料には、桑の葉の粉末(ふんまつ)、だいずたんぱく質(しつ)、デンプンや糖類(とうるい)、セルロース、ビタミンなどがふくまれています。つまり、人工飼料はカイコが育つためにひつような栄養をたっぷりふくんだエサなのです。

むらさき色に熟したクワの実をとって、ジャムをつくってみよう。

クワの実でジャムをつくってみよう!

  1. 実を、ボールに入れてあらう。
  2. 実を鍋(なべ)に入れて、弱火にかける。弱火にかけながら実をつぶしていく。
  3. だいたいの実がつぶせたら、さとうとレモン汁(じる)をいれて、コトコト煮(に)る。
  4. 水分がなくなり、かたまりになってきたら、できあがり!

クワの木の皮から紙(クワ紙)をつくることができます。

クワの木で紙をつくってみよう!

  1. 桑の木の枝(えだ)ごと、約30〜60分煮て、皮をはぎとる。表皮(あま皮)をけずりとり、3センチぐらいの長さにきざむ。
  2. この皮を10%の水酸化(すいさんか)ナトリウム水溶液(すいようえき)で約10分につめて、ざるにあげ、水あらいしてしぼる。
  3. 出来上がった紙を白くするために、皮をさらし粉水の上ずみ液に5分くらいつけて、色をぬく。(この液につけないと茶色の紙になってしまう)
  4. もう一度、ざるにあげて、水あらいし、しぼる。しぼった皮を、木づちでたたいてやわらかくする。
  5. せんいをほぐしたら、洗濯(せんたく)のりを溶(と)かした水にまぜる。(1リットルの水に1gの洗たくのり)
  6. せんいが水全体にとけたら、紙すき器(き)[木わくにネットをはったもの]でしずかに、まっすぐにすくい上げる。
  7. 水分をきり、ネットをうら返して、クワ紙を台紙にはりつけ、ネットをはずす。
  8. 台紙にはりつけたクワ紙をかわかせば、できあがり!